コクヨ株式会社は、刃を閉じたままカッターのように使える「ハコアケモード」を搭載したハサミ『ハコアケ』シリーズを、2017年8月9日に発売する。
中身を傷付けない安心設計
『ハコアケ』シリーズは、段ボール箱の開梱を目的として開発されたハサミだ。梱包テープなどのカットに適した「ハコアケモード」と、一般的な「ハサミモード」の使い分けにより効率的な作業を実現する。
「ハコアケモード」では、レバーを押しながらハンドルを握ることで、先端部の刃がわずかに顔を覗かせるのだ。これによりカッターのように引いて切ることができる。
刃の飛び出し量は最大1mmとなっており、切る際に中身を傷つけることはない。また、ハンドルの握りを緩めれば刃が引っ込み「ハサミモード」に戻るのだ。
中身の袋をカットしたり、タグをカットしたりする場合でも、素早く「ハサミモード」に切り替えてそのまま作業を続けることができるのである。
刃には「3Dグルーレス構造」が採用されており、梱包時など粘着テープをカットした場合でもベタつきにくくなっているのだ。
製品バリエーションとして、通常の「グルーレス」タイプに加え、チタンコートにより刃の硬度を高めた「チタン・グルーレス」タイプも用意される。
サイズは、全長177mm×幅72mmで、刃渡り寸法は65mmだ。なお、メーカー希望価格は「グルーレス」タイプが700円、「チタン・グルーレス」タイプが1,000円(いずれも税抜)となっている。
Editor's eyes
カッターのように機能するが、刃の飛び出し量が少なく、安心・安全に使えるのだ。段ボール箱の開梱が多いオフィスでの利用はもちろん、通販好きにもお勧めのアイテムである。
コクヨ株式会社詳細ページ
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