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命をつなぐ食の循環モデル──居酒屋てつたろう発『イーデリ』がグッドデザイン賞を受賞
2025年10月20日 株式会社フォーシックス
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プレスリリース提供元:ValuePress!

飲食店のサブスクを通じて、食べる人・つくる人・支える人がゆるやかに循環する。「食べることは、生きること」を日常に取り戻す、新しい飲食のデザイン。

大阪・梅田の居酒屋てつたろうが運営する食の支援サブスク『イーデリ』が、「2025年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
本取り組みは、飲食店の仕組みそのものを“支え合いのしくみ”へと再構築したデザインとして高く評価されました。
グッドデザイン賞の受賞ページはこちら
https://www.g-mark.org/gallery/winners/31751

■ イーデリとは
『イーデリ(EAT & DELIVER)』は、居酒屋てつたろうが立ち上げた、“命をつなぐ食の循環”を生み出す新しいサブスクリプションモデルです。
月額制で購入した食事チケットのうち、利用代金の2%と、利用されなかった全額を食料に自動変換し、生活困窮者や子ども食堂などへ届けることで、「食べること」が「支えること」に自然につながる新しい共助の形を実現しています。
https://tetsutarou.com/eat_deliver/index.html

この仕組みにより、

・利用者は気軽に支援に参加でき、
・飲食店は安定した収益構造を確保でき、
・支援を受ける人は継続的に食を得られる。
この三者がそれぞれの立場で“おいしい関係”を築く、持続可能な食のエコシステムです。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0NjcxNiMzNjQwNjcjNDY3MTZfcFVWempDVWluZy5qcGc.jpg ]
■ 審査員の評価コメント(全文)
飲食店のサブスクを基盤に未使用分を生活困窮者支援へ転換する仕組みを構築し、
持続可能性と地域福祉を両立させた点が際立つ。
従来の無償配布型支援が抱える課題を、飲食店とNPOの役割分担によって解消し、
安定した食の提供を実現している。利用者・飲食店・困窮者がそれぞれに利益を得るデザインは、支援を「特別な行為」ではなく日常の延長に位置づけ、地域住民の参加を広げる点でも意義深い。食を介した共助の循環は、気軽に参加でき、命と尊厳を守る地域福祉の新しいモデルとして高く評価できる。今後のさらなる展開を期待したい。

■ 代表メッセージ
「食べることは、生きること。」
その当たり前を、もう一度社会の中で取り戻したいと思いました。
イーデリは、特別な善意ではなく、“食事をする”という日常の中に、支援の仕組みを掛け合わせた試みです。
このデザインが、全国の飲食店や地域コミュニティに新しい希望の形として広がっていくことを願っています。
— フォーシックス代表 柳川 誉之

■ 今後の展開
イーデリでは今後、全国展開を視野に、連携する飲食店や企業、NPOを拡大し、
全国で「食べる人」「つくる人」「支える人」がゆるやかに循環しながらつながるネットワークを形成していく予定です。
また今回の受賞を機に、教育機関や自治体との協働を通じて、地域福祉と飲食の新しい共創モデルとしての展開も視野に入れています。

■ 株式会社フォーシックスについて
株式会社フォーシックスは、「居場所を創造する」をビジョンとして掲げる企業です。
大阪・梅田の居酒屋てつたろうの運営や、『イーデリ』の活動など、人と人のつながりを大切にした事業づくりを進めています。
また、障がいのある方の雇用にも積極的に取り組み、
食・福祉・教育といった分野を横断しながら、地域に根ざした新しい共助のかたちを実践しています。
代表の柳川誉之は、食を軸にした社会デザインの実践者として、
地域コミュニティの創造や、多様な人が共に働ける環境づくりにも力を注いでいます。


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