ソフトバンクテレコム株式会社(以下 ソフトバンクテレコム)と、富士通株式会社(以下 富士通)は、2010年6月11日から南アフリカ共和国で開催される世界最大のサッカーイベントの全64試合のライブ中継を、CS放送向けに提供する。
今回CS放送向けに提供する映像伝送サービスは、富士通の映像伝送装置「IP-9500」の映像圧縮技術「H.264」方式によって高圧縮でありながら高い画像品質を確保し、また、日本と南アフリカ共和国間全長1万4,000kmという長距離かつ限られた帯域内において映像の高速伝送を実現することで、回線コストの飛躍的な削減も図った。
ソフトバンクテレコムでは、今回は南アフリカ国内で行われる各試合の映像データが一元的に管理されるヨハネスブルグのIBC(International Broadcasting Center)から大西洋とインド洋の2ルートの伝送路を確保することで、瞬間的なエラーや回線断が発生しても、すばやく切り替わる無遮断切替機能を使って長距離の映像伝送を24時間体制で運用される。
また、富士通独自の「H.264」制御アルゴリズム、色情報フォーマット4:2:2での伝送により、サッカーという動きの激しいスポーツ素材においても、高品質のまま伝送を行うことができるため、視聴者には世界トップレベルのサッカー全試合のライブ中継を臨場感と迫力のある映像で楽しめることが可能となっている。
「IP-9500」は、2006年11月より販売開始している、高効率映像符号化技術「H.264」を使用したHD画質の映像をリアルタイムに伝送できる装置。IPでの出力の他に、オプションボード搭載によりDVB-ASIでの出力が可能。今回の伝送ではDVB-ASIを使用している。
「H.264」は、映像符号化方式の一つで、MPEG-2などの従来方式に比べて圧縮効率の高さが特長。ITU-T(国際電気通信連合・電気通信標準化部門)とISO/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)が共同で策定した、最新の映像圧縮の国際標準規格。従来方式であるMPEG-2などの2倍以上の圧縮効率を実現すると言われており、携帯電話用途などの低ビットレートから、ハイビジョンクラスの高ビットレートに至るまで幅広く利用されることを想定している。
「4:2:2」色情報フォーマットは、1本の走査線あたりの輝度信号とそれぞれの色差信号が4対2の割合で記録されるため、色再現性に優れ、複数段のエンコード、デコードに於いても色の劣化を防ぐ効果がある。
海外のスポーツ中継につきものの、色の劣化を防ぎ、選手のオーラを感じよう。
ソフトバンクテレコム株式会社富士通株式会社リリース
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