東急リロケーション株式会社は、都内で展開している滞在型ホテル『東急ステイ』の新店舗『東急ステイ蒲田』(客室数141室)を、2011年春(予定)に開業することを発表した。
同店舗は、AFC商事株式会社が建設する建物を、東急リロケーション株式会社が一括で賃借し、東急ステイサービス株式会社が運営する。
今回の開業により、『東急ステイ』は、都内15店舗、総客室数2,040室体制となる。
今回開業予定の『東急ステイ蒲田』は、2010年10月21日の『羽田新国際ターミナル』開業に伴って、開業する新駅「羽田空港国際線ターミナル駅」まで乗車時間約8分で、また、品川・横浜・羽田の中間に位置する「京急蒲田駅」まで徒歩3分という抜群のアクセスで、観光・ビジネスの拠点として、新しいニーズに応えることを目指している。
ビジネスマンからファミリーへ
『東急ステイ』は、これまで「ビジネスマンの出張・研修のための宿泊」を主なターゲットとして展開してきたが、新店舗では、羽田空港を利用するファミリー層にも対応し、既存の他店舗よりツインルームの比率を2倍に引き上げた。また、ツインルームに「親子ベッド」を使用することにより、トリプルベッド希望者への対応を可能とし、『東急ステイ』として初のファミリー対応型のホテルとなっている。
なお、シングルルームには『東急ステイ』の特長でもある「洗濯乾燥機」を客室に備え、ビジネスマンの長期滞在需要にも応えている。
さらに、新店舗では、「太陽光発電式ハイブリッド外灯」の設置や「壁面緑化」、全客室に「LED照明」を採用するなど環境への配慮も積極的に行う予定となっている。
ちなみに、「親子ベッド」とは、「子ベッド」を「親ベッド」の下に収納するというもの。
かなりゆっくりではあるが、着々と国際空港への道を歩む「羽田」に呼応する形で、周囲の風景も変わる。また、異なる意味から羽田沖は「江戸前」の豊富な漁場でもある。ミスマッチがもたらす奇妙なコントラストは、これからも続く。
東急リロケーション株式会社詳細ページ
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