エス・アンド・アイ株式会社は、グーグル社の基本ソフト『Android』を搭載したスマートフォンで利用可能な、企業向け発信専用ダイヤラー『uniConnect(ユニコネクト)for Android』を発表した。
なお、同製品のダウンロードは、2010年8月1日から、エス・アンド・アイのWebサイトから開始する。利用を開始するには、エス・アンド・アイからアクティベーションキーを入手する必要がある。
『uniConnect』は、2009年に『iPhone』を企業の内線電話として利用するためにエス・アンド・アイが開発した発信専用ダイヤラー。米国コミュニゲート・システムズ社の『CommuniGate Pro(SIPサーバー)』を経由して、スマートフォンからの「会社の電話番号での発着信(FMC:Fixed Mobile Convergence)」を実現している。
『uniConnect』は、これまでアップル社の『iPhone』専用のダイヤラーだったが、今回の『Android』対応でスマートフォン端末の選択肢が広がり、契約している携帯電話会社、NTTドコモ・ソフトバンクモバイル・KDDI(au)が混在している企業においても、各社スマートフォンを内線電話として利用できるようになる。
『CommuniGate Pro』とは、IP-PBX(IP電話交換機)、メール、スケジューラ、アドレス帳、電話会議、在席確認、チャット、セキュリティなど、ビジネスコミュニケーションに欠かせない機能を1サーバー・1アプリケーションで提供するシステムのこと。
ビジネス用途としてどこまで「自由」に使えるか。提供側の都合で、サービスがストップすることがあってはならないのだが、個人利用の延長がビジネス利用なのでは不安が残る。きめ細かいサービスへの取り組みが大切と思われる。
エス・アンド・アイ株式会社リリース
[PR]