沖縄ロングステイ株式会社は、2013年4月21日から、新サービス『ロングステイ・カフェ』の提供を開始している。
同サービスは、その日からでも営業を始めることができるカフェ設備を併設した、一軒家や古民家に滞在しながら、カフェの営業体験や経営体験ができるというもの。こういった滞在型カフェ体験サービスは、沖縄に限らず、日本でも初めての提供となる。もちろん、カフェ経営なしのロングステイだけでも、「OK」。
なお、実際に営業を始める際には、保証金(1カ月分)と期間分の利用代金の初期費用が必要となる。ちなみに、営業許可は、すでに同社が取得しており、期間利用代金は、1週間だと、6万円から、1カ月では、12万円からとなっている。
初期費用12万から、営業収益はすべて経営体験客に
また、同サービスの第一弾となる『古民家カフェぬーじ』は、すでに4月29日からサービスを開始しており、光熱費込み・追加費用なしで、カフェの経営やメニューなどについても、指導やアドバイスを受けることができるそうだ。
今後、同社では、沖縄県内で、同様の古民家や一軒家の運用を受託してゆく予定で、1年から2年以内には、物件を10カ所から20カ所にまで増やすことを考えているとのこと。
同社によると、沖縄には、移住してきて、カフェなどを始めてはみたが、さまざまな理由から、営業の中止や廃業を検討しているケースも少なくないそうだ。ただ、カフェや飲食店経営に対するニーズ自体は、激減しているわけでもないことから、いわゆる「居抜店舗」の活用と、実体験による店舗経営スキルの育成を絡めた今回の取り組みに、期待する向きもあるのだろう。
沖縄ロングステイ株式会社リリース
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