株式会社アイ・オー・データ機器は、製品本体に認証用のハードウェアボタンを搭載したUSBメモリ『ED-HB』シリーズを、2013年7月上旬に発売する。
さまざまなデバイスで使用可能
『ED-HB』シリーズは、ハードウェアセキュリティ機能が搭載されたUSBメモリだ。PCなどに接続する前に本体に装備された物理ボタンでパスワードを入力し、ロックを解除してからでないと使用することができないのだ。
パスワード認証は本体内で完結しているため、PCにソフトウェアなどをインストールする必要はない。さらに、USBマスストレージクラスに対応したタブレットや事務器など、さまざまなデバイスで使用することができるのだ。
本製品では、通常の認証に用いるパスワードに加え、これを忘れてしまった場合に使用するセカンドパスワードが設定可能だ。
双方のパスワードを合わせて10回誤入力すると完全にロックされ、データへのアクセスは不可能となる。この状態で内部データにアクセスする方法は一切なく、再使用するためには初期化と再フォーマットが必要となるのだ。
電源として、内部にバッテリが装備されており、USBポートに接続することで充電される。通常利用の際に充電されるため、特に意識する必要はないのだ。
製品には、持ち運びに便利なアルミキャップと大型のキーリングが同梱される。本体サイズは、W20mm×D80mm×H10.5mmで、重量は約37gだ。
製品バリエーションには、容量4G/8G/16Gの3タイプが用意される。価格は4G版が10,920円、8G版が15,540円、32GB版(受注生産)が20,790円(いずれも税込)となっている。
Editor's eyes
スタンドアロンのパスワード認証機能により、使いやすさと高いセキュリティを実現している。暗号化方式には256ビットのAESが採用されており、物理的なハッキングにも強くなっているのだ。USBメモリの利便性はそのままに、高セキュリティを望むユーザには要チェックのアイテムである。
株式会社アイ・オー・データ機器詳細ページ
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