サーモス株式会社は、新ブランド「VECLOS(ヴェクロス)」を立ち上げ、その第一弾としてBluetooth対応ポータブルスピーカー『SSA-40M/SSA-40S』を、2015年3月6日に発売する。
真空構造で不要な振動を抑制
サーモスといえば保温/保冷ボトルで有名なメーカだが、その基幹技術となる真空構造を音響に活用したのが、今回発売となるアクティブスピーカー2製品だ。
本製品には高真空二重構造が採用されており、エンクロージャの振動によって発生する雑音を遮断することでクリアな音を再現する。さらに、振動抑制のために体積や重量を増やす必要がなくなり、軽量・コンパクトにできるというメリットもあるのだ。
製品バリエーションには、モノラル仕様の『SSA-40M』と、ステレオ仕様の『SSA-40S』の2タイプが用意される。いずれもBluetooth対応となっており、内部には電源用の充電池が搭載される。
また、本体底部には「リトラクタブル・スタンド」が装備されており自由な角度調整が可能だ。本体サイズはW52mm×D61mm×H94mmで、カラーはブラック、ホワイト、レッド、ブルーの4色が用意される。
なお、価格はオープンだが、市場想定価格はモノラル仕様の『SSA-40M』が10,000円前後、ステレオ仕様の『SSA-40S』が18,000円前後となっている。
Editor's eyes
これまでの製品展開とはまったく異なる市場への参入だが、音響部分に関してはパイオニア株式会社の技術が活かされているのだという。ぜひ実物の音を聴いてみたいプロダクトである。
サーモス株式会社リリース
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