エリーパワー株式会社は、10個の出力用USBポートを備えたポータブル蓄電システム『ELIIY ONE(エリーワン)』を、2014年9月1日に1000台で発売する。
安全性の高さもポイント
『ELIIY ONE』は、容量48,500mAh(155Wh)のリン酸鉄リチウムイオン充電池を内蔵した蓄電システムだ。本製品には、出力1AのUSBポートが10個搭載されており、USB電源に対応した機器への給電が行える。
容量1500mAhのバッテリを備えたスマートフォンであれば20台分、容量4,325mAhのバッテリを備えたタブレットであれば7台分の充電が可能だ。また、1.3WのLED照明機器であれば約80時間点灯させることができるのである。
本製品には、TUV-Sマークを取得した高い安全性を持つ国内生産のセルが採用されており、例えば釘を刺して内部短絡させた場合でも発煙・発火することはないのだという。
入力にはAC100Vを使用し、約6時間で蓄電が完了する。また、ソーラーパネルとの接続にも対応しており、長期的な停電にも対応することができるのだ。
本体サイズは、W230mm×D98mm×H152mmで、重量は約3kgだ。なお、価格はオープンだが市場想定価格は10万円前後となっている。
Editor's eyes
深夜電力にて蓄電し、日中はスマートデバイスに給電するというサイクルであれば、日常的に使用することができる。ピークシフトにも有効だろう。もちろん、非常時にはポータブル電源としても使えるのだ。
エリーパワー株式会社リリース(PDF)
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