京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は、イベントでの来場者サービスや災害時の通信確保に役立つ『可搬型Wi-Fiステーション』シリーズを、2016年5月16日から順次発売する。
屋内タイプ/屋外タイプの2製品を用意
『可搬型Wi-Fiステーション』は、商用電源がない場所でもWi-Fiスポットを簡単に構築することができるポータブルなシステムだ。
製品には、防水防塵性能に優れた屋外タイプと、より小型・軽量化された屋内タイプの2製品が用意される。いずれも2.4GHz/5GHzの両バンド同時利用が可能だ。
持ち運びが考慮された堅牢なケースには、無線LAN アクセスポイントやPoEスイッチなど必要な機材が格納されており、端子類はケース側面にまとめられている。このため、セットアップも容易に行えるのだ。
本体内には鉛蓄電池が搭載されており、約12時間/6時間(屋外タイプ/屋内タイプ)動作する。オプションのソーラーパネルや拡張バッテリにより、さらなる長時間駆動も可能だ。
さらに、AC100V出力も用意されており、災害時にはスマートフォンなどを充電する非常用電源として利用することもできるのである。
本体サイズ/重量は、屋内タイプがL425mm×W340mm×H171mm/11.5kgで、屋外タイプがL581mm×W464mm×H298mm/30.5kgだ。
基本構成の価格は、屋内タイプが350,000円、屋外タイプが700,000円(いずれも税抜)となっている。
Editor's eyes
本製品を使用すれば、手軽かつスピーディにWi-Fiスポットを立ち上げることができるのだ。内蔵バッテリはUPS(無停電電源装置)としても機能するため、常設的な利用にも有効だろう。
京セラコミュニケーションシステム株式会社リリース
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