有限会社ドリームチーム スマートライフ研究所は、机の上でもジャマにならないコンパクトサイズの3Dプリンタ『The Micro』を発売した。
汎用フィラメントも使用可能
『The Micro』は、FDM(熱溶解積層方式)が採用された家庭用のデスクトップ3Dプリンタだ。本体はサッカーボールほどの大きさしかなく、どこでにも気軽に設置することができる。
一般的な3Dプリンタよりも動作音が少なく、オートキャリブレーション機能により難しい調整も不要だ。また、専用ソフト(Windows/Mac/Linux)により、サンプルデータをすぐに出力することができる。
データ形式はSTLおよびOBJにも対応しており、インターネット上で公開された3Dデータや他のソフトでモデリングしたオブジェクトの出力も可能だ。
造形材質は、PLA樹脂・ABS樹脂のほか、カメレオンPLAや一部の新素材フィラメントが用意される。外部ポートを使用すれば、1.75mmの汎用フィラメントの利用も可能だ。
最大造形サイズはW113mm×D109mm×H116mmで、縦横精度は15ミクロン、積層精度は50~350ミクロンとなる。
本体サイズは、W185mm×D185mm×H185mmで、重量は約1kgだ。カラーバリエーションにはブラック/ホワイト/ブルー/グリーン/オレンジの5色が用意される。
なお、価格は69,800円(税抜)となっている。
Editor's eyes
大きなオブジェクトは直接出力できないものの、パーツごとに分けるなどの工夫で対処することができるのだ。機能的には充実しており、入門用に最適な3Dプリンタと言えるだろう。
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