岩谷産業株式会社は、カセットガスによる炎の熱で発電してファンを回す『カセットガスファンヒーター CB-FH-1』を、2015年8月27日に発売する。
電源も電池も不要
『カセットガスファンヒーター CB-FH-1』は、カセットガスを使用する暖房器具だ。最大の特徴は、外部電力や乾電池を使わずに機器内の発電でファンを回転させ、温風で部屋全体を暖める点にある。
本製品では、カセットガスの燃焼で熱を得るが、この時「熱電発電モジュール」により電気も発生させるのだ。これをファンの電源として利用するため、外部の電源を必要としないのである。
カセットガス1本の連続燃焼時間は、標準モードで約103分、弱モードで約138分だ。暖房の目安は、コンクリート集合住宅の場合で7畳まで、木造戸建住宅では5畳までとなる。
本体サイズは、W319mm×D260mm×H438mmで、重量は約4.7kgだ。なお、メーカー希望価格は30,000円(税抜)となっている。
Editor's eyes
本製品ではカセットガスを使用するため、燃料の入手や交換が簡単なのだ。また、停電時でも使用できるため、防災グッズとしても効果を発揮してくれるだろう。
岩谷産業株式会社リリース
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