都市型に比べ、低コストな郊外型
さくらインターネットは
北海道石狩市に、クラウドコンピューティングに最適化した郊外型の大規模データセンターを建設すると発表した。竣工時期は来年秋を予定しているという。
大規模データーセンターって、どれぐらい大きいの?と気になる人もいるのではないだろうか。その大きさはなんと、敷地面積が東京ドームの約1.1倍だというのだから、驚きではないだろうか。だが、驚くのは広大な土地の大きさだけではない。なんと、最終的には60万以上のサーバが稼働する計算だというのである。
石狩市に建設するメリットは、圧倒的な低コストだという。電力費、設備費などが東京23区に建設した場合と比較すると、石狩市では半分以下のコストで済むというのだ。そして、今まで日本に建設されてきたデータデンターでは、外気の冷房導入は実証実験の段階までだったのに対し、今回は北海道特有の低温の外気を利用し、低環境負荷が実現されるというのである。
今回の建設によって、郊外ならではの様々なチャレンジも行われるという。この計画が成功すれば、さくらインターネットだけではなく、石狩市にも良い影響をもたらすのではないだろうか。不況にあえぐ北海道にとって、少しでも明るいニュースとなるデータセンターが建設されることを願いたい。
さくらインターネット
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