株式会社ネットマイル(以下、ネットマイル社)は、2010年11月24日から、ペイパルジャパン株式会社(以下、ペイパル)と連携して、インターネット上でサイト運営を行う企業に対し、共通ポイント『ネットマイル』を使った小口決済サービスの提供を開始している。
同サービスは、企業が運営するサイト(以下、導入サイト)で、『ネットマイル』会員IDを用いた決済が可能となるというもので、導入サイトは、購入者の現金出費を伴わない決済の提供が可能となり、また、決済は、1円より可能なことに加えて、購入単価による手数料の変動がないため、少額の決済に利用できることになる。
さらに、決済時に保有マイルが不足している場合には、キャンペーンに参加することで、その場で新たにマイルを獲得し、即時に決済代金に充当することができるほか、『PayPal(ペイパル)』を通じて各種クレジットカード等で購入代金不足額を支払うことも可能になる。
同サービスによって、購入者は、登録済みのネットマイル会員IDを使用したり、『PayPal』を利用することで、導入サイトでの個人情報の入力が不要となり、自身のプライバシーを保護したままでの決済が可能となる。
ちなみに、『ネットマイル』とは、インターネット上の共通ポイントサービスのこと。サイト内では、キャンペーンへの参加、ショッピング、アンケート回答などでポイントを貯めることができ、貯めたポイントは、銀行の通帳と同様にネット上の「マイル通帳」からいつでも管理・確認が可能となっている。
また、『PayPal』とは、世界最大のオンライン決済サービスのこと。アカウントを持つ利用者は、クレジットカード番号などの重要な個人情報を支払い先に開示することなく、インターネット上での支払いができる。また、代金を受取る側の利用者も、面倒なクレジットカード情報の管理をする必要はなく、『PayPal』を経由して支払いを受けることができる。
ビジネスチャンスの臭いを嗅ぎつけ、人が集まるところに知恵が生まれるのも、それだけ需要があるからなのだろう。基本的に、「ゼロ」と「1」しかない電子データのやり取りこそ、数値計算の煩雑さを解消する最善の手法といえるのかもしれない。
株式会社ネットマイルリリース
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