「観る」と「撮る」を可能にしたデジタルカメラ
富士フイルム株式会社は2010年8月17日、高画質で自然な3Dハイビジョン動画が撮影できる3Dデジタルカメラの新製品
「FinePix REAL 3D W3」を、2010年9月4日より発売することを発表した。
多くの企業が3D技術を競いあう2010年は「3D元年」とも呼ばれ、映画にはじまり、ハイビジョンテレビやパソコン、モニター、プロジェクターなどあらゆる場面で3D映像を目にするようになった。一方で、自身で撮影・表示するコンテンツはいまだ少ない。富士フイルムは世界初の3Dデジタルカメラ「FUJIFILM FinePix REAL 3D System」ほか、
3D映像を「撮影・表示」するコンテンツの開発に力を入れている。
今回3Dデジタルカメラの第2弾として発売される「FinePix REAL 3D W3」は、2つのレンズと2つのCCDを搭載している。被写体を異なる角度から同時に撮影し、2枚の画像を取り込んで瞬時に3D映像に変換、背面の液晶モニターに表示して
専用メガネを使わずにその場で観賞することができる。
自然で高画質な映像をそのままに、新開発「リアルフォトエンジン3D HD」を搭載することで、3Dハイビジョン動画のオート撮影が可能になった。HDMIケーブルを使用すれば、3Dハイビジョンテレビや3Dパソコンで鑑賞することも可能になる。
子供の運動会や旅行先など、大切な思い出がだれでも簡単に3Dで楽しめる日もそう遠くはないだろう。
富士フイルム株式会社
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