BBIX株式会社、インターネットマルチフィード株式会社、日本インターネットエクスチェンジ株式会社の3社は、株式会社IIJイノベーションインスティテュートの協力の下、IPv6が標準となったアクセス網上で、IPv4サイトに対する接続性を付加的に提供する方式を、3社間で共通化することを目的として検討している。
その結果、総合的に優れている方式として、SAM(Stateless Address Mapping)方式をベースとした共通仕様を作成し、技術検証とサービス実装検証を進めることとなった。
インターネットの世界では、アクセスする端末を認識できるよう「IPアドレス」と呼ばれる番号を使用しているが、Ipv6とは、インターネット利用者の増大によって、IPアドレス数が足りなくなることが心配される現行のIPv4をベースに、アドレス数の拡張に加え、セキュリティ機能の追加、優先度に応じたデータの送信などの改良を施した次世代のインターネットプロトコル(IP)と呼ばれているもの。
インターネットにふれる人々が、あらゆる層へと拡がることは、それぞれのユーザーがそれぞれの使い方でアクセスするということであり、サービスを提供する側が選別するのは本末転倒ともいえよう。新しい仕様で旧来のものを活かす、この取り組みには注目していく価値がありそうだ。
BBIX株式会社インターネットマルチフィード株式会社日本インターネットエクスチェンジ株式会社株式会社IIJイノベーションインスティテュートリリース
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