ジュニパーネットワークスは、2011年2月25日、データセンター・ファブリックを構成する『QFabric』、および「QFabric」ファミリの初製品であるデータセンター・ファブリック・スイッチ『QFX3500』を発表した。
「QFabric」とは、従来の単一スイッチングのシンプルで最も効率のよいファブリック・アーキテクチャを物理的な制限なく拡張することを可能にした革新的なアーキテクチャのこと。
また、併せて発表された『QFX3500』とは、「QFabric」ファミリの初製品となる、FCoEおよびファイバー・チャネル・ゲートウェイ機能を搭載した64ポートの10GEイーサネットスイッチのことで、業界最速のユニキャスト/マルチキャスト性能を実現しているというもの。
同製品に関しては、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、日商エレクトロニクス株式会社、三井情報株式会社、ユニアデックス株式会社の各社より、販売およびサポートが提供される予定で、受注開始は3月中、国内販売最小構成価格は、4,828,000円から(日本円参考価格、税別)を予定しているとのこと。
会社の事務作業にパソコンは切り離せない存在となっているが、ネットワークが絡んだ情報の一元管理を自前でまかなうまでには、そのスキルは一般化されていない。ただ、そういった状況がクラウドビジネスを最適解としているわけだが、提供する側での技術発展が進むかたわらで、供給される側との格差が拡がることに危惧を感じざるを得ない。
ジュニパーネットワークス株式会社リリース
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