株式会社サークルKサンクスは、2011年4月27日に、東日本大震災後の東北地区での出店再開第1号となる『サンクス岩手一関(いちのせき)インター店』をオープンすることを発表した。
同店舗は、被害の極めて深刻な岩手県陸前高田市や宮城県気仙沼市などに最も近いことから、復興支援活動にあたっている人々が多く利用する東北自動車道の一関インターチェンジ出入口に位置している。
同店舗では、オープン当日から3日間は、店舗前にある専用駐車場にテントを設け即売会が行われ、被災地へ向かう人々のために、ミネラルウォーターやカップ麺などのインスタント食品などが販売される。
また、開店から3日間、商品を買った人に、先着各日1,000名に「復興支援大福もち」のプレゼントが行われるとのこと。
なお、開店日時は、2011年4月27日午前7時からで、駐車台数は、22台(内、大型車4台)となっている。
株式会社サークルKサンクス(サークルケイサンクス)は、コンビニエンスストアのサークルKとサンクスの運営会社で、サークルKは中京地区、サンクスは関東を中心に東北・北海道へと出店を続けてきた。特にサンクスは、1980年に第1号店を仙台市青葉区八幡(ハチマン)三丁目に開店している。
立地条件や周辺の世帯数、購買力の見込みなど、オープン後の収益率なども視野に入るコンビニの「出店基準」をクリアすることは、スーパーの参入も活発となっている売り場面積を限定された小店舗ビジネスの競争が激しくなる中で、極めてハードルの高いものとなっている。ポイントは、人の流れを変えないこと。決して、復興の手を妨げない、「利便性」に期待したい。
株式会社サークルKサンクスリリース
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