
株式会社インターアクションが、4月25日にソーラーファーム事業の開始を発表した。
ソーラーファーム事業開始の理由
地球温暖化と化石燃料枯渇が懸念され、クリーンエネルギーとして、太陽光発電には、大きな期待が寄せられている。また、同発電は、福島第一原発の事故以来、原子力発電の代替エネルギーとしても注目されている。
株式会社インターアクションは、これまで国内代理店を通じた太陽光発電システムの販売に励んできたが、蓄積された経験と知見をベースに、自ら事業者として、ソーラーファーム事業を開始することにした。
ソーラーファームとは、「太陽光発電」を行う「農場」。同社では、太陽光発電を行う用地として、農地に着目している。農業者と協力しつつ、耕作地は耕作地として尊重し、耕作地で使われていないスペースや、遊休農地、耕作放棄地などに、太陽光発電装置を設置する予定だ。農業収入を充電収入で補充することで、農業振興にも寄与したいとしている。また、東日本大震災の被災地で発生した耕作困難地を、一時的にソーラーファームとして活用する策も考えている。
ソーラーファーム事業は、まず、日照時間の長い山梨県から実証実験を始め、その後、他地域への展開を見込んでいる。
なお、ソーラーファーム事業開始を発表してから、インターアクションの株価は買い気配となっている。それだけ、太陽光発電が注目されているということであろうか。
株式会社インターアクション
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