株式会社静岡県農協電算センターと、三井住友カード株式会社は、静岡県内のJA各店舗に、電子マネー『iD』、『WAON』、『Edy』を導入、2011年4月27日からサービスを開始している。
なお、JAグループへの『WAON』の導入は全国初となる。
同センターは、静岡県内JAの経済および管理業務を電算化し、JA内業務の総合的な電算処理体系を確立することをねらいとして設立された企業で、購買POSシステムなど、県内全JAの基幹業務を受託している。
今回のサービス提供の第一弾として、2011年4月27日から、JA富士宮ファーマーズマーケット「う宮~な」に、『iD』および『WAON』が導入されている。
『WAON(ワオン)』とは、株式会社イオンが2007年4月25日から会員募集開始、同年4月27日にサービスを開始した電子マネーのこと。名前の由来は、複数の音が調和してできる「和音」。キャラクターには、白い犬が採用されている。
『iD(アイディ)』とは、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)が運営する「おサイフケータイ」を利用するための決済プラットフォームおよび、ブランドのこと。名称の由来は「Identity(存在証明)」と、身分証明書を意味する「ID」。
『Edy(エディ)』とは、ビットワレット株式会社が提供する電子マネーのこと。名称の由来は、ユーロ (Euro) ・ドル (Dollar) ・円 (Yen) に次ぐ、第四の基軸通貨になってほしいとの願いから、各々の頭文字を取ったというもの。
大型ショッピングモールで一括して買い物を済ませることもあれば、商品によっては、特定の販売店を「お気に入り」としている人もいる。連携する範囲が拡大すれば、消費者の購買行動を追いかける精度も高まることになる。支払いの手間を一枚のカードで済ませたい購買者心理と、その購買者のニーズを把握したい売る側の心理が集約されつつあるようだ。
三井住友カード株式会社株式会社静岡県農協電算センターリリース
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