三洋電機株式会社は、充電池「eneloop」に、容量がアップした『eneloop pro』と、過昇温防止機能を備えた『eneloop plus』を、2011年7月21日から順次発売する。
プロは黒でプラスは白
『eneloop pro』は、容量2,400mAhの充電池で、デジタルカメラやLEDライトなど、長時間使用することの多い機器に最適な仕様となっている。従来型の「eneloop(1,900mAh)」と比較し、約35%の高容量化を実現しているのに加え、自己放電抑制性能も向上している。1年の保管後でも約75%の容量が残るため、しばらく充電しなかった場合でもすぐに使うことができるのだ。
『eneloop plus』は、電池本体内にポリマー系のPTCサーミスタが内蔵されており、万一の誤使用時にも電池温度上昇を抑制する安全性の高い仕様になっている。ゲームやラジコンなど子供たちが手にするおもちゃに最適な製品だ。容量は従来型「eneloop」と同等の1,900mAhで、繰返し使用回数も同じく1,500回となっている。
どちらのタイプも単3形のみが発売となる。製品バリエーションとして、2本パック、4本パック、充電器付き4本パックの3種類が用意される。なお、価格はいずれもオープンとなっている。
Editor's eyes
2つの新「eneloop」と共に、充電機能付きキャリングケースも登場する。本製品は、従来の「eneloop」を含め、すべてのモデルで使用可能だ。しかも、ワイヤレス充電の国際規格「Qi(チー)」にも対応しているのである。
三洋電機株式会社リリース
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