サントリー食品インターナショナル株式会社は、2013年3月26日、同社の飲料ブランドである「サントリー天然水」をリニューアルして、5月7日から全国で発売することを発表した。
ちなみに、「サントリー天然水」ブランドは、南アルプスや阿蘇、奥大山といった場所から採ることのできる、ミネラル分を含んだ天然水を使った水飲料のこと。
名水を生む「森」を未来へ受け継ぐ
今回のリニューアルでは、“未来へ森を贈ろう。Gift!”をキーメッセージに、厳選された水源から生み出される「天然水」の品質のよさをより強く消費者に訴求するため、これまでの『サントリー天然水(南アルプス)』、『 同 (阿蘇)』、『 同 (奥大山)』といった商品名を、『サントリー 南アルプスの天然水』、『 同 阿蘇の天然水』、『 同 奥大山の天然水』と、それぞれ変更して新発売することになっている。
ペットボトルは国内最軽量!
併せて、国産最軽量の11.3グラムとなる独自開発ペットボトルが、同商品の550ミリリットル商品に導入される。また、豊田通商株式会社のサプライチェーンを活かした安定的な調達を可能にしたことにより、ペットボトルの原料の30%を植物由来原料とした製造も実現しており、これらの取組によって、石油由来原料の使用量を、550ミリリットルペットボトル1本あたり約4割削減することができたそうだ。
なお、サントリーグループの自然に対する取り組みを伝える目的で、今回の550ミリリットルペットボトルには、期間限定で、“カワセミ・リス・テン”など、「天然水の森」に生息する動物のイラストをデザインしたラベル(全9種)が採用されているとのこと。
ブランドに埋もれることなく、それぞれの名水のアイデンティティを際立たせようとする今回の試み。中国では、砂漠化や乱開発の影響で、「川の消失」という問題も発生している話を聞くようになった現在、自然の恵みを次の世代に受け継いでいく重要性を感じざるを得ない。
サントリー食品インターナショナル株式会社リリース
[PR]