アマゾン ジャパン株式会社は、7インチサイズのディスプレイを備えたオリジナルAndroidタブレット『Kindle Fire HD』の予約販売を開始した。
出荷開始は12月19日から
『Kindle Fire HD』は、同社が日本でリリースした「Kindle」シリーズのフラッグシップに位置付けられるモデルだ。最大720p HDに対応する7インチ(1280×800ピクセル)のIPS液晶パネルを備え、プロセッサには1.2GHz動作のデュアルコアOMAP4460が搭載される。
製品バリエーションとして、ストレージ容量が16GBおよび32GBの2タイプが用意される。また、Wi-Fiは2.4GHz帯の802.11b/g/nに加え、5GHz帯の802.11a/nもサポートされており、本体内にはデュアルアンテナも搭載される。
バッテリーでの駆動時間は約11時間。専用の「Kindle PowerFast充電器」を使用すれば4時間でフル充電となる。他の充電器を使用した場合には充電時間が若干長くなり、PCのUSBポートに接続した場合約10時間を必要とする。
サウンドにもこだわりが見られ、デュアルドライバを搭載したステレオスピーカーがディスプレイ両端に配されるほか、バーチャルサラウンドや出力の最適化が可能なドルビーデジタルプラスも搭載される。
この他、フロントHDカメラ、microHDMI出力、3.5mmステレオミニジャック、各種センサー(環境光/アクセロメータ/ジャイロスコープ)などが装備される。
忘れてならないのは、本製品が電子書籍リーダーのプラットフォームでもあるという点だ。「Kindleストア」では、ベストセラーやコミックなど5万冊以上の書籍がラインアップされ、1万冊以上の無料タイトルが用意されるという。
本体サイズは、193mm×137mm×10.3mmで、重量は約395gだ。なお、価格は16GB版が15,800円、32GB版が19,800円(いずれも税込)となっている。
Editor's eyes
32GB版が噂される「Nexus7」、発表されたばかりの「iPad mini」、そして電撃発表となった『Kindle Fire HD』と、選択肢は多い。小さめのタブレット端末の購入を考えているユーザには嬉しい状況だろう。
アマゾン ジャパン株式会社詳細ページ
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