ソニー株式会社は、Bluetooth接続でハイレゾ相当の再生を実現する新開発の高音質コーデック「LDAC」をサポートしたワイヤレスヘッドホン『MDR-1ABT』を、2015年3月21日に発売する。
ケーブル接続でさらなる高音質を
『MDR-1ABT』は、Bluetooth接続時において従来比で最大約3倍の情報量を伝送できる新開発のコーデック「LDAC」をサポートした密閉ダイナミック型のヘッドホンだ。
同コーデックに対応した再生機器とのBluetooth接続においては、ハイレゾに相当する高音質を実現するのである。また、SBCはもちろん、AAC、aptXもサポートされており、一般的なBluetooth機器との接続も問題ない。
右側ハウジングにはタッチセンサーコントロールパネルが搭載されており、音楽再生/一時停止/曲送り/曲戻し、音量調節などのコントロールが行えるのだ。
この他、対応機器にタッチするだけでペアリング設定が完了するNFC対応、内蔵マイクを活用したハンズフリー通話、収納しやすいスイーベル機構など便利な機能が用意される。
本製品はケーブルを使用しての有線接続にも対応しており、この場合には超高域100kHzまでのハイレゾ再生が可能となるのだ。
電源には内蔵のリチウムイオン充電池を使用し、最大約30時間の連続再生が可能だ。カラーバリエーションにはブラックとシルバーの2色が用意される。なお、価格はオープンだが市場想定価格は40,000円前後となっている。
Editor's eyes
有線タイプの高音質とワイヤレスの快適さを兼ね備えたユニークな製品だ。なお、ワイヤレスでハイレゾ相当の高音質を楽しむためには再生機器も「LDAC」に対応している必要があるので注意して欲しい。
ソニー株式会社詳細ページ
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