プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、VPN(バーチャルプライベートネットワーク)ゲートウェイ機能とクライアント機能を搭載したVPNルータ『VPN-41FE』を、2014年7月28日に発売する。
Dynamic DNSサービスもサポート
『VPN-41FE』は、VPN環境を手軽に構築できるルータだ。拠点間のVPN接続に使われることが多い「IPsec」のVPNトンネルを同時に10本張ることができ、複数拠点との接続も行える。
さらに、スマートフォンやタブレット、PCなどに標準搭載されることが多い「L2TP」と「PPTP」がサポートされており、簡単な設定をするだけでリモート環境からのセキュアな通信が行えるのだ。
例えば、外出先からインターネット経由で社内システムを利用したり、自宅のNASなどに保存されたデータを取り出したりといった作業が安全に行えるのである。セキュリティが気になる公衆無線LANも、VPN接続によって安心して使用することができるのだ。
また、本製品はDynamic DNSサービスに対応しており、インターネットプロバイダを利用しているなど、IPアドレスが動的に割り当てられる環境でも使用することができるのだ。
コンパクトな本体は、場所を選ばずに設置でき、小規模オフィスや店舗、一般家庭でも収まりが良いシンプルなデザインで仕上げられている。
本体サイズは、W167mm×H28mm×D110mmで、重量は約200gだ。電源には専用のACアダプタ(12V/1A)を使用する。なお、価格はオープンだが同社の直販ショップでは23,000円(税抜)で販売される。
Editor's eyes
小規模なネットワークでも使いやすいVPNルータが登場する。オフィスでの利用はもちろん、自宅サーバをフル活用するモバイルユーザにも要チェックのアイテムである。
プラネックスコミュニケーションズ株式会社詳細ページ
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