プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、既存の無線LAN環境に増設するだけでIEEE802.11acへの対応を実現する無線LANアクセスポイント『MZK-UPG900HP』を、2014年2月21日に発売する。
既存の環境はそのまま活用
『MZK-UPG900HP』は、5GHzの電波を使用するIEEE802.11ac/n/aに特化された無線LANアクセスポイントだ。既存の無線LAN環境にプラスするだけで、866Mbps(論理値)という高速通信が可能な11ac対応を実現するのである。
2.4GHzの電波を使用する既存の無線LAN(IEEE802.11b/g/n)環境はそのまま利用でき、すでに無線LANを使用しているクライアント機器に関しては設定変更が不要なのだ。新たに接続する11ac対応の機器のみ本製品に接続すれば良いのである。
設置は簡単で、本製品と既存の無線ルータを同梱のLANケーブルで接続して電源を入れるだけで良い。本製品はアクセスポイント機能のみを提供するため、面倒な設定は不要なのだ。
設定にはWebブラウザを使用する。画面は直感的で分かりやすいグラフィカルなデザインとなっており、シンプルに操作することができるのだ。さらに、スマートフォン向けの専用Web画面も用意されている。
本体サイズは、W115mm×H175mm×D32mmで、重量は約239gだ。なお、価格はオープンだが市場想定価格は7,980円前後となっている。
Editor's eyes
本製品は5GHzの電波のみを使用するため、2.4GHzの無線ルータと同時に使用しても問題が発生することはない。無線LAN環境の11ac対応を考えているユーザには要チェックのアイテムである。
プラネックスコミュニケーションズ株式会社詳細ページ
[PR]