ソニー株式会社は、本年4月から建て替え工事が始まるソニービルの外壁装飾に使用されているパーツを加工した『ソニービル記念品ルーバー』を発売した。
製品の収益は全額寄付
『ソニービル記念品ルーバー』は、銀座の名所であるソニービルの外壁装飾として設置されているアルミ素材のパーツ(ルーバー)を、手作業で裁断・加工して制作されるオブジェだ。
製品には、1992年の改修時に新たに設置されたルーバーが使用される。もちろん、そのデザインは1966年開業当時とまったく同じになっているのだ。
制作の際には手作業で丁寧なクリーニングが実施されるが、長年風雨にさらされた物であり、経年劣化による変色やキズなどが見られる場合もある。しかし、それも本物ならではの風合いなのだ。
また、本製品の販売によって発生した収益は、すべて「子どものための災害時緊急・復興ファンド」に寄付されるのだという。
本体サイズは、H128mm×W60mm×D118mmで、重量は約160gだ。なお、価格は5,000円(税込)となっている。
Editor's eyes
銀座のソニービルと言えば、一度は訪れたことのあるユーザも多いことだろう。建て替えにより現在のビルは姿を消すが、その思い出は本製品と共に残っていくのである。
ソニー株式会社詳細ページ
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