株式会社アイ・オー・データ機器は、指定期間の経過により自動でデータ消去する機能を始め、さまざまなセキュリティ機能を備えたUSBメモリ『EU3-ST-TE』シリーズを、2016年9月上旬に発売する。
データは専用ソフトでのみ閲覧が可能
『EU3-ST-TE』シリーズは、USB3.0に対応したフラッシュストレージだ。製品バリエーションには容量4GB/8GB/16GBの3タイプが用意される。
本製品に保存したデータは、一定時間が経過すると自動的に消去されるのだ。期限の指定には、時間・日数別のフォルダに保存するだけで良い。
データはOSが認識できない領域に保存され、専用ソフト「EasyDiskTimer」でのみ閲覧が可能だ。さらに、保存可能なファイル形式はPDFのみで、編集・PCへのコピー・プリントも禁止されているのである。
また、一般的なUSBメモリと同じように使える領域も用意されており、ここに保存したデータはOS上で編集やコピーなどのファイル操作が行えるのだ。
このほか、ファイル単位でAES128bitによる暗号化できるソフト「QuickSecureAES」をダウンロードして利用することができる。
本体サイズは、W18.4mm×D58.2mm×H9.4mmで、重量は約15.5gだ。メーカー希望価格は4GB版が11,200円、8GB版が17,000円、16GB版が22,700円(いずれも税抜)となっている。
Editor's eyes
データの自動消去に加え、専用ソフトを使用しての閲覧に限定することで、極めて高いセキュリティを実現している。しかも、一般的なUSBメモリとしても機能し、状況に応じて活用できるのだ。
株式会社アイ・オー・データ機器詳細ページ
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