株式会社ツカダは、どこにでも気軽に携帯できるカギ型のマルチツール『Key-Quest(キークエスト)』を、2016年10月下旬に発売する。
関の刃物技術を活用
『Key-Quest』は、見た目もサイズと一般的なカギと同等に仕上げられたマルチツールだ。日本のクラウドファウンディング「MAKUAKE」にて人気を集め、一般販売されることとなったプロダクトである。
本製品には、カートンオープナー(ダンボールカッター)、糸切り・ラインカッター、プルタブ起こし、栓抜き、マイナスドライバー、M2/M3/M4対応スパナの6機能が搭載されているのだ。
糸切り・ラインカッターには刃付けがなされているが、特殊形状により指先などに刃が直接触れることはない。また、本体のエッジも適度に丸められており、そのままポケットなどに収納することができるのだ。
このほか、刃物と同等の無酸化焼入れやマット仕上げの表面処理など、岐阜県関市に伝わるさまざまな刃物作りの技術が応用されているのである。
もちろん、素材には関の刃物でも良く使われるステンレス鋼が採用されているのだ。本体サイズは、W23mm×D62mm×H2.5mmで、重量は約10.2g。販売予定価格は2,800円(税抜)となっている。
Editor's eyes
刃がむき出しの状態でありながら、ケースなどを必要としないユニークなマルチツールだ。銃刀法やピッキング法には抵触しないため、安心して携帯できるのもポイントだろう。
株式会社ツカダ参考ページ
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