ワンホイール公式サイト運営事務局は、ハンドル、アクセル、ブレーキでコントロールする特許技術を搭載した電動一輪バイク『ONEWHEEL(ワンホイール) i-1』の市販化を決定した。
バイク感覚での操作が可能
『ONEWHEEL i-1』は、モーターを動力として走る一輪バイクだ。基本的にはジャイロ搭載型モビリティ車両と同じ構造になっており、体重移動によるコントロールも可能だ。
しかし、本製品の最大の特徴は、ハンドル、ブレーキ、アクセルにより、従来のオートバイと同様の「バイクスタイル」で走行をコントロールできる点にある。
これにより、従来のジャイロ搭載型モビリティ車両における、停止時・発進時の重心移動ミスによる転倒、坂道における重心移動時の転倒といった潜在的課題をクリアすることができるのだ。
さらに、難しい訓練などを必要とせず、誰でも簡単かつ直感的に乗りこなすことができるのだという。もちろん、各種安全装置や安全機能も標準搭載されている。
電源にはパック式のリチウムイオン充電池を使用し、2パックまで搭載が可能だ。最高速度は約20km/hで、最大巡航距離は約15km~30km(1パックの場合)となる。
総重量は約25kgと軽量になっており、持ち運びも容易に行えるのだ。なお、価格は248,000~298,000円(税込)前後での販売が予定されている。
Editor's eyes
SF映画やアニメに登場しそうな斬新なスタイルの電動一輪バイクだ。現在は道交法の問題で公道の走行は不可だが、ぜひ一度体験してみたい車両である。
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