株式会社ピクセラは、PCなどのUSBポートに接続することでLTEネットワークによるデータ通信を実現するアダプタ『PIX-MT100』を、2016年3月末に発売する。
単体動作の無線LANアクセスポイント機能を搭載
『PIX-MT100』は、USB接続型のデータ通信アダプタだ。データ通信はLTEに対応しており、下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速なデータ転送を実現する。
対応機器は幅広く、Windows/Mac/Linuxで動作するのだ。有名なワンボードコンピュータRaspberry Piでも動作する。
また、USB電源に接続すれば、単体で無線LAN(IEEE802.11b/g/n)のアクセスポイントとして機能するのだ。モバイルバッテリを使用すれば、屋外や自動車内でWi-Fi機器からのネットワークアクセスが可能となる。
本製品はSIMフリー仕様となっており、docomo系のSIMが利用可能だ。もちろん、docomo系のネットワークを利用するMVNO各社の格安SIMにも対応する。
本体サイズは、L92.9mm×W34.1mm×H14mmで、重量は約34gだ。なお、価格はオープンだが、同社の直販ショップでは14,800円(税込)で販売される。
Editor's eyes
めずらしいSIMフリー仕様のUSBドングルだ。単体でアクセスポイントとなるユニークな機能も用意されており、さまざまなシーンで活用できるだろう。
株式会社ピクセラリリース
[PR]