
社会福祉法人はらから福祉会は、地域の食材や飲食店の自慢の味を50パックからレトルト加工するサービス、「50パックからのレトルト加工、オリジナル商品開発受託サービス」の提供を発表した。
農商工連携や地域資源活用、地域振興に商店街活性化、オリジナル商品の開発など目的は様々だが、地域の食材や特産品を全国に発信するため食品加工を望む業者が増えている。さらに地域事業者を支援する商工会や商工会議所、中小企業支援センター、コンサルタントは、前向きな事業者に対する具体的な方法の提示が求められている。
その一方で、中小企業や個人事業主が食品加工メーカーに自社商品のレトルト加工を依頼した場合、最少発注ロットは3,000~10,000パックであることが一般的。このように大量に生産を行った場合、在庫リスクを抱える危険性があり、気軽にオリジナルレトルトパックなどを生産できないという現状がある。
こういったニーズとそのギャップに注目し、社会福祉法人はらから福祉会では、50パックからのレトルト加工による試作を消費税込36,000円という低料金で作成する新サービスを提供する。それが「50パックからのレトルト加工、オリジナル商品開発受託サービス」だ。
このサービスは、小ロットからオリジナルのものを商品化したいと考える顧客から食材とレシピを預かり、はらから福祉会にてレトルト加工をすることで、商品化のための試作の手助けをするサービス。カレーやシチューといった定番のものから、パスタソース、煮込みやおでんまで幅広い料理に対応できる。
顧客は3回まで試作品を味見することが可能で、その都度レシピを調節することができる。3回目の試食終了後に顧客が最終試作品の製造指示をする。指示を受けるとはらから福祉会が50パックの製品を作り、顧客に届けるというシステムになっている。なるべくイメージと近い状態で製品化したいと考える業者や事業主にとっては魅力的である。
気になる商品開発受託の料金は、10パック×3回までの試食後、50パックの完成品を届けるサービスが消費税込で36,000円、10パック×3回までの試食後、100パックの完成品を届けるサービスが消費税込で69,000円と手ごろな価格設定となっている。なお、この代金は加工費のみで、送料及び原材料の価格は別途必要となる。
地域の味、店の味、それぞれを全国に広めるのには相当の手間暇がかかる。在庫リスクの危険性におびえることなく土地の味を発信できるこのサービスは、画期的である。
社会福祉法人 はらから福祉会詳細ページ
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