株式会社イーステージコーポレーションは、太陽光発電システムの「発電量」をネットで管理し、地域別の平均発電量やメンテナンス時期を知ることができる無料の発電量管理システム『フォトボロイドEMIKO』を公開した。
予測発電量と実際のデータを比較
『フォトボロイドEMIKO』は、ユーザの住んでいる「地域」、および設置されているソーラーパネルの「方位」、「傾斜角」、「太陽電池容量」を登録すれば、毎月の発電量予測をグラフで見ることができるシステムだ。なお、発電量の算出には、日本気象協会による月々の平均日射量データが使用される。
各月の実際の発電量は、管理画面からユーザ自身がデータを入力する。データはグラフで表示され「予測発電量」との差を視覚的に確認することができる。これにより、予測発電量に比べ実際の発電量が明らかに少ない場合、太陽光発電システムのトラブルの可能性があることが分かるようになっている。なお、トラブルが疑われる場合、サイトに用意されたフォームから簡単に問い合わせることができる。
本システムは無料で利用でき、他社が設置したシステムでも問題なく使用可能だ。発電量データは、過去にさかのぼって見ることができるので、長いスパンでシステムの様子を確認することができる。
Editor's eyes
エコブームや地方自治体の補助制度などもあり、太陽光発電システムを設置する家庭が増えている。しかし、設置後はあまり管理を気にしない方が多いようだ。本システムなら、簡単・手軽に発電量の管理が行える。毎月のデータ入力は少々面倒だが、それさえやっておけばトラブルの発見はもちろん、経年変化の確認など、有効に活用できるだろう。
株式会社イーステージコーポレーション詳細ページ
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