株式会社タニタは、眠りの状態を定量的に評価して表示する睡眠計『スリープスキャン(SL-501)』を、2010年5月から発売する。価格は36,750円(税込)となっている。
睡眠状態を定量的に計測
『スリープスキャン(SL-501)』は、睡眠の過不足やリズムを在宅で簡単にチェックできる睡眠計だ。医療機関で実施されている睡眠ポリグラフによる判定結果と相関性の高いアルゴリズムに、さまざまな情報から確立した指標を加味することで、点数による総合評価が可能となった。
本製品は、計測ユニットとセンサーマットが一体構造になっており、センサーマットを寝具の下に敷き、横になって就寝するだけで簡単に計測することができる。就寝中は、マットに組み込まれたセンサーが脈拍数、呼吸数、体動を検出し、SDメモリカードに記録する。
このSDメモリカードをPCに差し込み、専用のアプリケーションで解析すれば、睡眠の深さが4段階のステージグラフで表示される。さらに、睡眠時間や寝つき時間、途中で目覚めた回数などの情報から、睡眠の状態を定量的に評価する睡眠点数の算出も可能だ。また、計測日時の記録を睡眠日誌としてグラフ化することができ、睡眠習慣の時間的傾向を把握することもできる。
Editor's eyes
睡眠と健康は密接な関係にある。しかし、自分の睡眠状態を客観的に知るためには、医療機関での診察が必要だった。本製品なら、在宅で簡単に自分の睡眠状態を知ることができる。睡眠への不安を持つ人にとっては要チェックの商品だろう。
株式会社タニタリリース(PDF)
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