カブドットコム証券株式会社は、2010年7月2日に東京証券取引所へ上場予定の「純金ETF」等、貴金属の現物と交換することができる国内初の「貴金属上場信託(現物国内保管型)」を上場した初日から取り扱うことを発表した。併せて、同商品の特長である貴金属現物(金・プラチナ)への転換(交換)が可能な証券会社(小口転換取扱証券会社)として、貴金属現物へ交換する注文の受付も行うことを発表した。
このことにより、1口1グラム相当の小口取引も可能となり、実際には1kg相当の口数から貴金属現物に交換できるという。また、転換(交換)を申し込めば宅配便で受け取ることも可能だ。なお、現物交換開始は2011年2月1日以降の予定となっている。
同社では、2010年7月2日から2010年9月30日までの間、同社の扱う貴金属上場信託における現物買付手数料を無料とする「純金ETF等現物買付手数料無料キャンペーン」を実施する。
「貴金属上場信託(現物国内保管型)」とは、三菱商事が信託委託者として貴金属現物を拠出し、三菱UFJ信託銀行が受託者として信託財産である貴金属現物を国内に保管し受益権を上場する、国内初の新しいコンセプトのETFのこと。ちなみに、ETF(Exchange Traded Fund)とは、投資信託を証券取引所で誰でも株券のように売買できるようにした金融商品のこと。
不況のときには、金そのものが人気となる。ネットによるバーチャル取引きが当たり前の時代になっても、リアル金にはかなわないともいえる。
カブドットコム証券株式会社リリース詳細ページ
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