第15回中原中也賞に輝いたのは高校3年生
山口市が主催する優れた現代詩集に贈られる中原中也賞に、今回は高校3年生の文月悠光(ふづき ゆみ、ペンネーム・本名非公開)さんが選ばれた。
文月悠光さんは18歳の現役女子高生で、同賞においては第1回受賞者の豊原清明さんと並んで最年少受賞者となる。
今回の受賞作「適切な世界の適切ならざる私」は、彼女が14~17歳に創作した24篇の詩を集めたものだ。詩集について選考委員たちは「10代女性の心の動向をありのままに表現している」といった旨の評価を下している。贈呈式は4月29日に行われる予定。
詩というジャンルは歴史的にも文学的にも重要な位置にあるものの、日本においては市場が小さく依然として詩集作品が本屋などに並ぶ機会が少ない。その状況下において、文月悠光さんのような若い人が中也賞を受賞したことは喜ばしいことだ。
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