アサヒビール株式会社は、2013年1月18日、2012年2月に発売を開始したビールテイスト清涼飲料『アサヒドライゼロ』について、2013年2月上旬製造分から順次、リニューアルしたものに切り替えていくことを発表した。
同商品は、“アルコール・ゼロ”でありながら、ビールユーザーの満足度を高めるために、ビールのような味わいとノドごしを再現した清涼飲料で、発売以来、年間販売数量が、当初の目標としていた300万ケースの約7割増となる502万ケースにのぼり、2012年の取扱店数が、発売初年度で、14万7千店を突破したという。
今回のリニューアルでは、「ノドごしのよさ」や「ゴクゴク飲める味わい」を強化するために、原材料の使用比率を見直し、よりいっそう“クリア”な後味を実現しているが、その要因として、同社独自の技術により、麦汁を使用せずにビール成分を再現しているため、余分な甘味や雑味を抑えることができたとのこと。また、ろ過前の一定期間に、0度から2度で貯蔵(氷温貯蔵)することにより、沈んだ不純物や雑味成分を取り除くことで、すっきりした後味にする工夫も行われている。
来月の東京マラソンで9万人のサンプリングを予定
今後、同社では、2月に開催される東京マラソンにおいて、約9万人を対象としたサンプリングを実施する予定になっており、同商品のさらなる浸透・定着を図りながら、年間販売目標700万ケースの実現を目指すことになる。
今回、リニューアルとなった同商品名の由来ともいえる同社の看板商品『スーパードライ』は、使用酵母・発酵技術の改良により、発酵の度合いを高めて、糖度を低くし、麦芽以外の副原料(米、コーン、スターチ)の比重を比較的多めにし、さらに、アルコール度数を5.0%としたことで、「ドライ」で「辛口」な味を表現しており、切れ味のよさを前面に押し出す考え方は共通しているようだ。
アサヒビール株式会社リリース
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