三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)は、VISAカード発行企業連合であるVJAと連携し、全国の加盟店で利用できる『VISAギフトカード』をリニューアルし、新たに『VJAギフトカード』および『VJAトラベルギフトカード』を、2011年1月から発行することを発表した。
今回、両社は、『VISAギフトカード』がVJAグループ各社の取り扱い商品であることを強調し、VJAのブランドイメージ向上を図るために、同カードの名称を『VJAギフトカード』に変更するとともに、新しいデザインに刷新することになったという。
なお、『VJAギフトカード』の券種は、5,000円と1,000円で、『VJAトラベルギフトカード』の券種は、10,000円と5,000円になっている。
発行済みの『VISAギフトカード』は、『VJAギフトカード』取扱加盟店(旧VISAギフトカード取扱加盟店)にて今まで通り利用できるとのこと。『VISAトラベルギフトカード』も同様に『VJAトラベルギフトカード』取扱加盟店にて利用可能となっている。
また、今回の改定では、セキュリティ技術の高い「デメタライズ加工」を施したホログラムの金属層に、前回デザインよりさらに小さく微細なロゴを表現することにより、一層の偽造防止の強化が図られている。
ちなみに、デメタライズ加工とは、ホログラムの金属層を部分的に除去し、透かしのような効果を出す技術のこと。
大きなブランドイメージの変更では、松下電器のナショナルブランドをパナソニックに全面移行したケースが思い起こされるが、今回のケースも十分に認知されたブランドイメージの刷新となる。使用感というよりも、信頼感を維持、もしくは構築できるかがポイントであろう。
三井住友カード株式会社リリース
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