
原発事故を受けて、今売れに売れている商品がある。「放射線測定カード」だ。
「放射線測定カード」
このカードの正体は、米国XTSafety社が販売するRADTriageFITだ。一般市民、放射線業務従事者、医療関係者、警察関係者などが、放射線テロ攻撃、産業事故災害に遭った際に、放射線の被ばく情報を知るためのカードである。
大きさは、財布やポケット、バッグに入るコンパクトサイズ。放射線量に応じて、カードのセンサー部分の色が瞬時に変わる。カード上に色を照合するためのサンプルが描かれており、0、20、50、100、250、500、1000、2000、10000mSvの放射線を浴びた時の色が判る。センサーの色が変化しなければ、何ら心配はいらないが、淡い色になれば、わずかに被ばくしたこととなる。25から50mSvの色になったら、病院に行った方がよい。一度色が変化すると戻らないので、使い捨てとなる。
日本では、アマゾンや楽天市場でも売っている。値段は4000円前後。既に売り切れている店や、1人10枚までに制限している店もある。入荷が4月中旬~とうたっているところもあり、今後の売れ行きも注目される。
まだまだ終わらない原発事故の処理に、身の安全は個人でも計らなければならないのかもしれない。
XTSafety
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