
証券スペシャリスト集団からなるシステムインテグレータの富士ソフトケーシーエス株式会社は、自社が提供する「大証FX」向けSaaS型システム「PAL☆FX」を採用して、株式会社マネックスFXが成功裏に「大証FX」の取扱いを開始したことを発表した。
株式会社マネックスFXは、「PAL☆FX」を採用したことで、システム導入時の業務支援、安心の運用サポートを提供されることとなり、短期間でスムーズにシステム導入を終えた。そして、FX専業会社としては初めて、外国為替証拠金取引「大証FX」の取引資格および清算資格を取得し、3月8日より取扱いを開始したのだ。
「大証FX」とは?
2009年7月にスタートした、大阪証券取引所による取引所外国為替証拠金取引が「大証FX」である。時間優先、価格優先の原則に基づくオークション方式を導入しているため、価格形成プロセスの透明性が高いのが特徴である。また税制面では、一律20%の申告分離課税が適用されるなど、店頭FXとは異なる課税制度となっている。
「大証FX」の取引ツール「PAL☆FX」は、投資家向け取引機能や参加者の管理機能を、SaaS型で提供するサービスである。ウェブブラウザ版、リッチクライアント版、モバイル版という3種類の取引チャネルを用意し、夜間でもすぐに入金を反映する「クイック入金機能」や、最新の為替ニュースを届ける「リアルタイムニュース配信」など、充実のサポート機能を取り揃えている。スケーラビリティを保持しながらも、高レベルの情報セキュリティと優れたシステムパフォーマンスを発揮するため、「大証FX」取引サービスを提供する上で、強力な競争力を享受できることになる。
株式会社マネックスFXは、「PAL☆FX」を導入して「大証FX」の取扱いを開始することによって、顧客の多様な商品選択のニーズに対応することが可能となった。
オンライン金融機関の草分け的存在である株式会社マネックスFXが、今注目の「大証FX」の取扱いを開始したことは、投資家にとっては朗報だろう。さらに頼もしい存在になってくれることも期待する。
富士ソフトケーシーエス株式会社リリース(PDF)
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