アーセナル優勝争いから離脱（イングランド・プレミアリーグ）

先週土曜日のプレミアリーグではアーセナルが格下のウィガンから2点のビハインドを跳ね返され、2-3でまさかの逆転負けを喫した。水曜日のトットナムホットスパーズ戦でも敗れていたアーセナルにとって取りこぼしの出来ないアウェイゲームであったが、才能豊かな若いチームはこの終盤の大事な時期に失速してしまったようである。

アーセナルの公式HPに載せられたヴェンゲル監督の試合後インタビューによれば、2点リードしていた場面でも、チームには集中力も統率も無かったため、追いつかれる予感を持っていたという。ヴェンゲル監督は痛い失点をしたDF陣とGKを名指しで責めることはなかったものの、優勝レースから事実上後退してしまったことを認めた。

アーセナルにとって唯一救われた点は、エースのファン・ペルシーが戦線に戻ってきたことであろう。この生粋の点取り屋が故障して以来、なんとか優勝争いに踏みとどまってきたアーセナルが、彼の復帰と同時にその座からスベリ落ちたのは皮肉なことではあるが、チャンピオンズリーグ出場権が与えられる4位以内に滑り込むためにはこれから彼の力が必要になることは間違いない。


先週末にチェルシーが敗れ、マンチェスターユナイテッドが勝ったために残り3試合で勝ち点差1と、いよいよ優勝争いが面白くなってきた。J-SPORTSでは以下の日程で今週末（第36節）のイングランド・プレミアリーグの優勝争いを生中継でお伝えする。

第36節
4/24（土）20：39　マンU（2位）　VS　トットナム　（4位）
　　　　　 25：24　アーセナル(3位)　VS　マンC　（5位）
4/25（日）23：54　チェルシー(1位)　VS　ストークシティ　（11位）

今年もプレミアリーグの優勝争いから目が離せない！　



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